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エルメス(Hermes) ベビー
フランスの伝統的な高級ブランドであるエルメスにベビーがある、というと意外だと感じる人が多いかもしれません。
エルメスといえばバーキンやケリー・バッグというったセレブご用達のプレミアムブランドであり、その他のアイテムも非常に高額で、ベビー用品はそぐわないのではと考えるのも無理はありません。
しかし、セレブご用達だからこそ、その赤ちゃんにもプレミアムなものを求めるのも道理です。
そういえば、モナコ王妃のグレース・ケリーがカロリーヌ公女を懐妊して、お腹が目立ち始めた頃、報道写真を撮られる時にお腹を隠すのに使ったのがエルメスのサック・ア・クロアというバッグでした。
そのバッグはたちまち有名になり、後年になってから正式にケリーという名前に変わったのです。
この当時にエルメスのベビー用品があったかどうかは不明ですが、もしあれば、カロリーヌ公女にはまさにぴったりのベビー用品だったはずです。
実際ヨーロッパではこのエルメスベビーはかなり以前から展開されており、又、日本ではこうしたブランドのベビー用品ライセンスが流行った時期があり、ディオールやセリーヌでベビーが登場しました。
しかし、エルメスではライセンスなどは全く行わず、自前で企画生産をしていましたから、かなりのポリシーを持って展開しているのです。
さて現在展開しているエルメスのベビー用品ですが、エルメスのバッグや財布などと比較すると意外にシンプルで地味に感じるかもしれません。
実はヨーロッパでは伝統的に高級品であってもベビー用品に派手さはあまりありません。
むしろ、清潔感やシンプルさが重視されており、エルメスでもその伝統に倣っているようです。
価格は相当高いもので、日本では輸入品となるわけですが、おそらくこの関連用品を購入する人の多くは、親しいお付き合いのある家庭への出産祝いなど贈り物として利用することが多いと思われます。
出産祝いがエルメスのベビー用品だったら、ちょっと驚きでしょう。
エルメスベビーのアイテムとしては、シンプルなニット製Tシャツやボトムが中心で、上下で3万円ちょっとという価格です。
ホワイトのワンピースもありますが、これなどは本当にセレブの家庭用かもしれません。
コットン100%で真っ白の身生地にさりげなく木馬の刺繍があしらってあり、上品そのものです。
通常、真っ白なアウターは歩きまわる赤ちゃんには汚れが目立つので使われないものですが、そこがエルメスならではの企画ともいえます。
価格は約3万円となります。
真っ白といえばパジャマも定番で展開されているアイテムです。
約2万円という価格ですが、イメージは木馬の刺繍などワンピースに共通するものがある清潔感を出したシンプルなデザインとなっていますが、良く見れば、ボタンにはブランドのロゴがしっかり入っており、存在感は十分です。
カシミヤのセーターやシューズ、帽子も取り揃えてあり、セットにしたいところですが、相当な金額になりそうですね。
やはりエルメスはどのアイテムも憧れの存在のブランドなのでしょう。